「飛んだ! 記念撮影だ!」 橋本 耕明 撮影日:1974年7月30日
撮影者コメント:まだこのころは雲底が低いことや、視界不良のことなど意識することなく飛ばしていました。飛んでる人たちはどうだったか? は不明のままです。写っているのはバルーングループ『風まかせ』
選評:第1回北海道バルーンフェスティバル(上士幌熱気球フェスティバル)。日本で初めて熱気球が集い、共に飛ぶことが実現した瞬間を収めた一枚。熱気球の飛ぶ空と広大な緑の大地、バルーニストたちの溢れる笑顔。50年後の未来にも伝わる景色、共感できる喜びが多くの審査員の心を掴みました。
「この大空に飛び込め」 西岡 尚央 撮影日:2016年8月7日
撮影者コメント:十勝のなつぞらに次々とカラフルな気球が飛び立っていきました。
選評:眼前いっぱいに広がる青空と、次々に飛び立つ色鮮やかな熱気球。タイトル通りに思わず飛び込みたくなる。バルーンフェスティバルの醍醐味と言える感覚が味わえる作品です。
「氷鏡の風船」 森 幸估 撮影日:2023年1月2日
撮影者コメント:素敵なタイミングに恵まれました。
選評:冬の音更川の上を過る熱気球。氷の川面一杯に熱気球全体が映りこむ瞬間に立ち会い、収めるにはタイミングと運に恵まれることも必要。氷鏡に映るその姿は凍てつく中にありながらも、どこか温かさを感じさせます。
上田 幸尚 撮影日:2022年8月13日
撮影者コメント:初めて参加した上士幌大会中に上空から撮影した一枚です。ナイタイ高原をバックに航空公園からターゲットへ向けて次々と離陸してくる気球を撮りました。
選評:「第49回北海道バルーンフェスティバル」の一斉離陸をパイロット側の視点で収めた一枚。コロナ禍による2度の開催中止を乗り越え、この街の空がいま再び動き出す…その喜びと興奮が伝わってきます。