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Rule熱気球競技のルール

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RULE

熱気球の競技とは何を競うのか?

熱気球ルール

熱気球の競技は、一般的な乗り物の「レース」のように速さを競い合うのではなく、その多くは操縦技術の”正確さ”を競い合います。「ターゲット」と呼ばれるゴールへ向かって数km先からバルーンで飛んできて、「マーカー」と呼ばれる砂袋を投下してターゲットの中心から砂袋までの距離を競います。

TASK

タスク一覧

熱気球では、競技のことを「タスク」と言います。タスクは約20種類ほどあり、その日の天候や風を考慮してフライトの直前にどのタスクを実施するか決定されます。タスクの内容を理解するとバルーン観戦をより楽しむことができます。

01.ゴールまで正確に飛行することを競うタスク

熱気球ルール

PDGパイロット・ディクレアード・ゴール

競技者は離陸前に自分が目指すターゲットの位置を宣言し、そこに向かってマーカーを投下する。

投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

JDGジャッジ・ディクレアード・ゴール

競技者は競技本部が決めたターゲットにマーカーを投下する。

投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

HWZヘジテーション・ワルツ

競技者は競技本部が決めた複数のターゲットの中から1つを選んでマーカーを投下する。

投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

FINフライ・イン

競技者は自分で離陸地を探し、ゴールもしくはターゲットにマーカーを投下する。

投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

FONフライ・オン

競技者は飛行中に宣言したゴールに向かってマーカーを投下する。

投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

GBMゴードン・ベネット・メモリアル

競技者は競技本部が決めたエリア内で可能なかぎり近くにマーカーを投下する。

採点エリア内に投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

HNHヘア・アンド・ハウンズ

競技者は「ヘア(うさぎ)気球」を追跡し、ヘア気球が着陸した後に設置したターゲットにマーカーを投下する。別名「ウサギ狩り」。

投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

WSDウォーターシップ・ダウン

競技者はヘア気球の離陸地点へ向かって飛行し、ヘア気球が着陸した後に設置したターゲットにマーカーを投下する。

投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

02.飛行距離やスピードを競うタスク

熱気球ルール

CRTカリキュレイテッド・レート・アプローチ・タスク

競技者は競技本部が決めたエリア内で可能な限りターゲットの近くにマーカーを投下する。エリアは時間により有効、無効になる。

有効な時間内に採点エリアに投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

MDTミニマム・ディスタンス

競技者は一定時間飛行し、離陸後に設置されたターゲットにマーカーを投下する。

投下したマーカーとターゲット中心からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

XDIマキシマム・ディスタンス

競技者は離陸地点からできるだけ遠くにマーカーを投下する。

離陸地から投下したマーカーの距離(長い人が勝ち)

熱気球ルール

MDDミニマム・ディスタンス・ダブルドロップ

競技者は競技本部が決めた異なるエリア内で、可能な限り2つのマーカーを近づけて投下する。

2つの採点エリア内に投下した、2つのマーカーの間の距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

XDDマキシマム・ディスタンス・ダブルドロップ

競技者は決められた一つまたは複数のエリア内で可能な限り2つのマーカーを遠ざけて投下する。

2つの採点エリア内に投下した、2つのマーカーの間の距離(長い人が勝ち)

熱気球ルール

XDTマキシマム・ディスタンス・タイム

競技者は制限時間内で可能な限り離陸地から遠ざけて投下する。

制限時間内で投下したマーカーから離陸地の距離(長い人が勝ち)

熱気球ルール

RTAレース・トゥ・エリア

競技者は最短の時間で採点エリア内にマーカーを投下する。

離陸から採点エリア内にマーカーを投下するまでの飛行時間(最短の人が勝ち)

熱気球ルール

SFLショーテスト・フライト

競技者は競技本部が決めたエリア内で可能な限り離陸地近くにマーカーを投下する。

投下したマーカーと離陸地からの距離(短い人が勝ち)

熱気球ルール

3DT3Dシェイプ・タスク

競技者は定められた三次元空間内で最長距離を飛行する。

採点エリア内の飛行距離(最長の人が勝ち)

03.進路変更などの飛行運動の正確さを競うタスク

熱気球ルール

ANGアングル

競技者は定められた飛行方位から角度を可能な限り大きく変更する。

2ヶ所にマーカーを投下し、その2つを結んだ角度と、定められた飛行方位(180°に近い人が勝ち)

熱気球ルール

ELBエルボー

競技者はできる限り進む方向を変えるように飛行する。

3ヶ所に投下したマーカーでできる、角度(0°に近い人が勝ち)

熱気球ルール

LRNランド・ラン

競技者はマーカーを3箇所に投下する。そのマーカーで出来る三角形の面積を最大にするよう飛行する。

3ヶ所に投下したマーカーでできる、三角形の面積(広い人が勝ち)